一つの骨の全てを完全に知り尽くすということは、永遠の両端を閉じてしまうことに等しいであろう。
by オステオパシー整体創始者、A.T.Still博士
正直、この文章だけではなんのことを言っているのかさっぱり分かりませんね。
この名言はスティル博士の著作”Autobiography of A.T.Still”の中の一文です。
書籍中どんな文脈で書かれたものか確認してみましょう。
この文の前では以下のことを述べています。
・オステオパシーを志す者は、まず徹底した解剖学知識を座学で身につけること
・次に熟練している者から臨床の実地指導を受けるべきこと。
・臨床は座学で学んだことだけで立ち向かえるところではない。座学と矛盾することも多い現実に心を開き、謙虚に学び対応し続けなければならないこと。
ではこの文脈の中で再度先の名言を意訳してみます。
たった一つの骨であっても、その全てを完璧に理解し尽くしたと思い上がった瞬間、学び続けるべき永遠の探求の旅は終わりを告げてしまう。
どんなに人体への理解が進んでも全てを知ったと思い上がらず、常に現実から学び続けよ!
というメッセージだと思います。


コメント