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スティル博士の名言014

本来あるべき位置にすべての骨が正しく整列し収まっていることを我々は確実に確かめねばならない。
筋肉に分布する神経,または筋肉自体への刺激で起こるいかなる筋収縮によっても,骨が右にも左にも引っ張られることのないようにしなければならない。
by オステオパシー整体創始者、A.T.Still博士

神経からの異常な刺激や筋肉自体への異常刺激などが原因で、変な筋緊張が骨を引っぱり、骨の位置や並びを狂わせ周りに悪影響を与える状態への警鐘を鳴らしています。

今回のスティル博士の名言に書かれている体の異常の起こる機序を、スティル博士の他の文章も参照し補足してまとめてみます。
1.骨の位置や並びの異常、周囲組織の異常緊張(補足部分)
2.筋肉に分布する神経から異常信号&筋肉そのものへ異常刺激
3.筋肉の異常緊張
4.骨の位置や並びの狂い
5.体液循環異常
(補足部分)
6.体の異常

なお4.がまた2.を引き起こし、それが3.を…という悪循環になりますね。

一般的な整体でも言われる
骨の位置や並びの狂い→神経からの異常刺激→体の異常
と共通点が多いです。
大枠は一緒ですね。

ただここで特徴として押さえておきたいポイントは
・軟組織異常
・体液循環異常
への影響に注目をしている点です。
これが現在のオステオパシーの体性機能異常(Somatic Disfunction)※につながったのは明らかでしょう。

普通の内容に見える短い文章の中にスティル博士らしい、オステオパシーらしい思想が垣間見えて、興味深い名言だと感じました。

※体制機能異常:筋骨格系および関連する神経、血管、リンパ系要素の可逆的な機能障害。
骨や関節だけではなく、その周囲組織も含めた概念です。
また構造異常ではなく機能異常を指しています。

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