オステオパスたる者は、決して表面に現れた症状という”結果”に惑わされ、それに執着してはならない。
常に根源たる「原因」へと立ち返るべきである。その原因を正しく見定めてこれを是正すれば、結果として現れた症状は自ずと消え去るものなのだ。
by オステオパシー整体創始者、A.T.Still博士
この「原因」をスティル博士は「動脈(体液循環)の不良にある」と考えました。
そして循環不良を起こす原因の代表格を骨格の歪みと考え、その矯正を主としたテクニックを深めました。
ただ最も大事なのは骨格矯正ではなく「体液循環の不良の解消にある」ことは忘れてならないことだと思います。
なお、なぜそれほど体液循環、なかでも動脈をスティル博士は重視したのか?
必要な酸素や栄養素&人体自らが作った癒やしの薬、つまり体の各部が必要なものを「適切な場所に届ける運搬路が動脈」です。
この流れが妨げられれば健康は維持できず、疾患も癒せません。
これが動脈の法則の根拠であり、オステオパシーを創始した当初のスティル博士の動脈至上主義につながります。
ただ後年徐々に必要なものを届けることだけではなく、老廃物排泄の重要性にも注目するようになりました。
不要物が溜まっても不調が発生してしまうということですね。
最終的に動脈、静脈、リンパすべてを含めた「体液循環系の改善」がスティル博士オステオパシー治療の主テーマとなりました。


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